太陽を盗んだ男

面白かった。
普通の中学教師の城戸誠がプルトニウムを盗み出し、自宅に作った核施設でプルトニウム爆弾を作り上げ、その爆弾で国家を脅迫し、プロ野球中継を最後までみせろと要求する。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのアナザーエンドみたいだなと思った。
前半が強烈に退屈なんだけど途中からハチャメチャに展開していく。
なんだか出来事の細部の理屈は破綻寸前にめちゃめちゃめちゃなんだけど迫力で押し切られてしまう。
特に爆弾を作るくだりがだいぶファンタジーで、なんであんなに長い時間見せるのかわかんなかったな。
最終的にヒューマンドラマにならずにドンパチ、爆発、バイオレンスで日本映画ってこうだよなと言う感じだった。