パディントン をみた

熊の子供が新しい街で新しい家族を得る話
だいたいベイブ。
豚も大概可愛かったけど子熊も可愛いよねという感じ

話が全体的にあっさりしている。あっさり家を失い、あっさりロンドンにつき、あっさり拾われて、あっさり受け入れられる。
家族になったかと思ったらひと悶着起きて、絆が深まり、あぁここが僕の家なんだと言う素敵な話。

 

おじさんが死ぬシーンとおばさんと別れるシーンがひどくあっさりしてたのにとても説得力があって良かった。
ロンドンにつくまでの密航もたいていの面白くない映画なら、ごちゃごちゃと嵐にあってみたり船員に見つかってみたりうっとおしいもんなのにあっさり渡航出来て良かった。

隣の爺さんとか守衛さんとか話に関わるけどさして重要ではないキャラクターは特徴がなくて無個性で理解しやすくて、悪役(剥製を作りたい人)もなんで剥製を作りたいのかわかりやすく、つまづきがなくて見やすかった。

気になるところとしては、熊がしゃべる事に登場人物たちが徹底的に無反応なのがどういう世界観なのかちょっとわからなかった。なんかこう、熊と言うのはなにかの暗喩でとんでもない田舎もんとか未開の○人とかそういう意味なのかな?と疑うくらい熊であることに反応してるひとがいなかった。
ただの深読みかもしれないが、熊をアマゾンの土○人とかに言い換えるとなんかこう全部腑に落ちる。男と同じ部屋では寝られないとかアマゾンの音楽をやられてはうるさくて眠れないとかくまの警察官が活躍とか彼らは知性を持った動物だとかなんかそういうところが全部スッキリする。

熊の品種も気になった。ヒグマとかグリズリーみたいな寒いところにいそうな熊なのはなんでなんだろう南米だったら黒くて小さい熊っていうのが正しそう。

何回も見れそうないい映画だった。でも何度も見るほど面白い映画でもなかった。